介護職の面接ガイドが知りたい!
介護の仕事は、特に人間性を見られているよ!面接のポイントを具体的に見ていこう!
- 介護職の面接の自己紹介をするポイント
- 面接の質問例と答え方
- 介護職の志望動機の具体例
- 介護職の面接の長所と短所の例
- 面接に落ちる人の特徴
をまとめました。
介護職の面接の自己紹介をするポイント
介護職の面接の自己紹介をするポイント
第一印象が肝心
特に、介護職の場合、職員の第一印象が施設のイメージと直結します。
明るく爽やかな表情で挨拶ができることは、重要なポイント。
さらに、
- 椅子に深く腰掛け
- 背筋を伸ばし
- 手は前にそろえておく
と、前向きな印象を持たれます。
介護職の面接の自己紹介例
具体的に何ができるかを伝える
「これまで3年間、介護職員として特養に勤務していました。介護度の高い利用者様の介護を経験してきたことが私の強みです。
認知症フロアをメインに担当してきたので、個人ではなく、チームで利用者様に関わることの大切さを学ぶことができました。
おばあちゃんっ子だったので、もともと高齢者の方と触れ合うことが好きですし、仕事としても大きなやりがいと喜びを感じています。」
介護職の面接の質問例と答え方
前職の介護施設を辞めた理由は?
ポジティブな内容で伝える
介護職はハードな仕事のため、職場の人間関係や待遇面の悪さが原因での離職率の高い職場。
前職の退職理由が、ネガティブな内容で言ってはいけません。
〇:
〇:
→介護業界での転職は「スキルアップ」が転職理由だと好印象を持たれます。
×:
×:
→事実であってもネガティブな表現はNG。
どうして当社を希望したのか?
志望してる理由を深堀りして答える
応募先の事業者での勤務を希望していることの熱意、業務内容をしっかりと理解してるどうかの確認のためです。
〇:
→応募事業者の特徴や制度のついて調べており、経験を生かして働きたい意欲をアピールできています。
×:
×:
→自分の都合を全面に押し出し、自分勝手な人を思われてしまいます。
介護職につこうと思った理由は?
熱い気持ちが伝えられるかがポイント
介護は、利益追求よりも社会福祉の向上を目指す職業です。
そのため、「介護をやりたい」と強く思う気持ちがないと続けることが難しい面もあります。
介護に対する素直な気持ちを聞きたいと思い、質問されることがあります。
〇:
「介護で接する利用者様は、人生の先輩であるので、人生のさまざまなことが学べるから」
「おばあちゃんっ子だったので、高齢者と関わることが好きだから」
×:「求人が多かったから、やってみようと思った」
→介護に対して素直に思っていることを伝えましょう。
仕事が好きである気持ちを伝えることが大切です。
腰痛の経験は?
介護職の方は、腰痛持ちの方が多いです。
そのため、すでに腰痛持ちの方の場合、介護職を続けることで悪化することが予想されるので、確認のために聞かれることがあります。
〇:
〇:
→腰痛がなければ問題はありません。すでに腰痛の経験がある場合は、どのような対策をしているかを答えることで不安なく仕事を任せられる印象を与えます。
今後の勤務にも影響するので、腰痛のレベルがどれくらいなのか正直に伝えることが大切です。
夜勤や残業はできるか?
基本的には「できる」と答えたほうが好印象になります。
しかし、できないことを無理して「できる」と言ってしまうと、入社後のトラブルの元になってしまいます。
〇:
→できない場合も簡潔に理由を付け加えるといいです。
×:
×:
ただ「できない」だけでは仕事への意欲を感じられず、「したくない」と答えてしまうと自己都合と受け取られてしまいます。
介護職の志望動機の具体例
デイサービスから入所施設への転職の場合
病院からグループホームへの転職の場合
特養から老健への転職の場合
介護職の面接の長所と短所の例
介護職の面接の長所
介護で感謝されたことは、長所のヒントに
「自分の長所を言うのは、恥ずかしいし、そんな自信もない」と思われる方も少なくありません。
そんな場合は、
「人からは、いつも笑顔を絶やしたことがないね」
「利用者様からは、あなたと話していると元気が出るわ」
など第三者目線から長所を取り入れると、見つけやすいです。
介護職の面接の短所
短所も改善できる内容であるように
「短気」
「怒りっぽい」
などと言ってしまうと、虐待をイメージしがちになるので、避けなければなりません。
「多少おおざっぱなところがあるので、重要なことは必ず二度確認して間違えのないように注意しています」
というように、自分の短所もポジティブにイメージできる言い方になるようにします。
介護職の面接に落ちる人の特徴
一緒に働きたくないと思われる
介護職は、人と接する仕事です。
人柄とコミュニケーション能力を判断する場となります。
「この人と一緒に働きたい」
「仕事を続けられる人」
と思えるかを質問されます。
最低限の身だしなみができてない
人に不快感を与えるような
- サボサなヘアスタイル
- 介護には不釣り合いな派手なネイル
- カジュアルすぎる服装
では第一印象が悪くなります。
言葉には出さないけれど、
「この年だし、人材不足の介護しか採用されるところはないだろう」
「学歴も資格もないし、介護でもやるか」
のような態度が明らかな人、
「車椅子を押すぐらい、年寄りの相手くらいなら私でもできるはず」
と介護職をバカにしている人などです。
また、介護職は人と接する仕事なので、
面接時には
- 視線を合わせない
- 笑顔がない
- ボソボソと話す
人は適性がないと判断されてしまいます。
介護職の面接ガイドQ&A
逆質問がきたらどうする?
最後にやる気を見せるチャンス
面接の最後には「何か質問はありませんか?」と聞かれることが多いです。
逆質問は、入社後に「思っていたのとは違う」ことがないよう確認をするものです。
しかし、求人票を見ればわかることやすでに説明されたことを質問するのは、話を聞いていない、しっかり確認できてきないと思われてしまうので、注意して下さい。
また、「特にありません」と答えてしまうと、やる気がないのではと判断されてしまうので、NGです。
具体的な逆質問例をいくつか提示して、説明
〇:
〇:
→スキルアップのための熱意が感じられるので、好印象を与えます。
×:
×:
→給料や休みの日は、募集内容に明記されていることが、ほとんどです。
しっかり把握した上で、気になった点のみ聞くようにしたいですね。
転職理由を素直に言うのはアリ?
嘘はつかず、ポジティブな転職理由に言い換える
「人間関係が悪かった」の場合
「収入や労働条件の悪さ」の場合
前向きな言葉にし、志望動機につなげるものにするといいです。
まとめ
- 第一印象が重要、明るく爽やかな笑顔でハキハキと
- 一緒に働きたいと思われるような答えを
- 応募先を選んだ理由を明確にする
- 短所もポジティブにイメージできる表現を
- 身だしなみに気を使わず、笑顔のない人はNG
- 面接には、十分な事前準備をしておく
今の施設に不満があるなら
介護施設によって、環境が違う
働く職員が、ガラっと変わるためです。
長い時間を過ごすなら、
- 自分が出せる雰囲気
- 話しやすい人間関係
- 気を使いすぎない環境
ってすごく大切ですよね。
もし、今の施設がつらいなら、
別の場所で過ごす自分を想像すると、悩みが消えてるかもしれません。
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