介護職の職場選びのポイントは?優先順位と楽な施設を選ぶデメリットも解説!
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介護職の職場選びのポイントは?
介護職ダッド介護職ダッド
自分が本当に職場に求めているものを把握することが大切だよ! 先入観や他人の評判だけで判断すると、後悔するかもしれないね

介護職の職場選びのポイントは?

  • 介護職の職場選びでの優先順位
  • 楽な施設と楽さのイメージで職場を選ぶデメリット
  • 介護職の職場選びに失敗した声
  • 介護職の職場選びをする時の注意点

をまとめました。

介護職の職場選びのポイントは?

自分に合った条件の職場を探すのがポイント!

GOODな介護士

新しい職場を探す際は、自分が働く上で何を一番重要視しているのかを考える必要があります。人によって職場に求めるものが大きく変わってくるからです。

特に他の介護職員からの評判を真に受けると、想像と全く違う職場の場合もあるので注意しましょう。

  • 人間関係の良い職場
  • 自分の得意を活かせる職場
  • 福利厚生や休日が充実した職場
  • 生活に必要な給与水準がある職場

自分にどのような職場が向いているのかは、自分にしかわかりません。

他人の評判やネットの情報を鵜呑みにすることなく、必ず自分で考えて職場を選ぶ必要があります。

 

介護職の職場選びでの優先順位

働きやすい安定した職場

雰囲気が良く、安定して働ける職場は優先順位が高くなります。落ち着いて長く働ければ、生活が安定するからです。安定した職場には以下の特徴があります。

  • 充実した福利厚生
  • 職員同士の人間関係が良好
  • 適度に年数を重ねた事業所

働きやすい職場は人気があり、職員がなかなか辞めないので、あまり求人を出さない傾向があります。

あまり見たことのない事業所が募集をかけていたら要チェックです。

 

他の事業所よりも給料が高い職場

周辺の相場よりも給料が高い職場は要チェックです。質の良い介護職員が集まりやすいので、職場が安定しやすい傾向にあるからです。

ただし給料の高い職場は業務が忙しい場合も多いです。具体的には以下のような職場が考えられます。

  • 特別養護老人ホームである
  • 稼働率が高く利用者の数が多い
  • 介護報酬加算のための業務量が多い

どんな職場かは働いてみないとわからない部分があるので、客観的な情報として給料の相場は重要になります。

ですが、給料に比例した業務量がある可能性は覚悟しましょう。

 

今後のスキルアップにつながる職場

介護の仕事を長く続けるのであれば、スキルアップできる職場がおすすめです。今後のキャリアアップや、介護士としての成長が期待できます。スキルアップが狙えるのは以下の職場です。

  • 資格取得のための補助制度がある職場
  • 外部研修や施設内研修が充実している職場
  • 新入社員を育成するための制度が整っている職場

介護職員としてキャリアアップするためには、スキルの向上や資格取得が必須です。

事業所によっては積極的にスキルアップや資格取得を応援しているので、活用すると有利な条件でキャリアアップしていくことができます。

 

介護職の職場で楽な施設と楽さのイメージで職場を選ぶデメリット

介護職の職場で楽な施設

デイサービス

デイサービスの特徴は利用者の介護度が低く、日中の仕事のみであることです。

利用者に日中の決まった時間を施設で過ごしてもらい、時間になると自宅まで送り届けます。生活リハビリやレクレーションの提供が主な仕事です。

デイサービスは他の介護施設よりも、介護職員による介助をあまり必要としない傾向にあります。在宅で生活している利用者通っているため、自分の事はある程度自分でできる場合が多いからです。

介護の仕事で一番身体に負担のかかる夜勤もないので、身体的に楽な場合が多いです。

ただし、自立的な利用者が多い分コミュニケーションスキルが求められますし、介護事業所の中では給料が低い部類に入ります。在宅でも要介護度の高い利用者を受け入れていれば、予想よりも手がかかる場合もあります。

低賃金でも軽作業が良い人にはおすすめの施設です。

 

サービス付き高齢者向け住宅の特徴は安否確認と生活相談がメインの業務であり、基本的に介護サービスを提供しないことです。

利用者には自由に過ごしてもらい、介護職員は定時の安否確認、食事や飲み物の配膳、レクレーションの提供などを行います。

サービス付き高齢者向け住宅は他の施設と比べるととても楽だと言われます。自立から軽度の介護が必要な利用者のための施設だからです。身体介護を行うことはほとんどありません。

ただし自立的な利用者が多い分、他の施設よりも高い接遇や、細やかな配慮が必要になります。介護職員というよりはサービス業のイメージが強いです。

また、施設の方針によっては介助の必要な利用者を受け入れる場合もあり、身体介護がメインとなる場合もあります。

施設ごとに特色が大きく違うので、

  • 施設の方針
  • 具体的な業務内容
  • 受け入れている利用者の介護度

などをしっかりと把握しておかないと、予想とは異なる職場である可能性があります。

しっかりとリサーチをかけて、自分にあった職場か判断できる人におすすめの施設です。

 

グループホームの特徴は小規模なユニット単位の業務形態で、利用者の介護度が低いのが特徴です。認知症の利用者が、日々の生活を職員とともに送る施設になります。

グループホームの利用者は自立的な人が多く、身の回りのことはある程度自分で行える傾向にあります。1ユニット10人前後の生活空間となっているため、一度に見なければならない利用者の人数は少ないです。他の大規模施設のように、業務に追われる日々は少ないでしょう。

ただし認知症の利用者のみを受け入れる施設なので、認知症への理解がないと働くのが苦痛に感じる可能性があります。

利用者と一緒に掃除や洗濯、調理などの家事を行うことも業務なので、家事が苦手な人には重労働に感じる可能性もあります。

認知症への理解があり、家事が得意な人におすすめの施設です。

 

介護職の職場で楽なイメージで職場を選ぶデメリット

 

絶望する介護士

実際は楽じゃない場合がある

どの仕事であっても給料をもらう以上、何らかの負担が発生します。

一般的に楽な業務とされていても、自分に合った業務じゃなければ楽だと感じられないかもしれません

特に楽だと言われる職場は、高いコミュニケーション能力が求められる職場です。具体的には以下の3点が考えられます。

  • デイサービスは利用者の介護度が低くて夜勤はないが、レクレーションの際に高いテンションとコミュニケーション能力が求められる。
  • サービス付き高齢者向け住宅は介護をほぼ必要としないが、おもてなしの心や、生活相談に応じるための高いコミュニケーション能力や知識が求められる。
  • グループホームは小規模で利用者の介護度が低いが、認知症高齢者とのコミュニケーションと、認知症の周辺症状への対応が必要になる。

更に言えば事前情報よりも利用者の要介護度が高く、全然楽な職場じゃない可能性もあります。

職場を選ぶ際は、仕事が楽かどうかよりも、どんな仕事だったら自分に向いているかを考えたほうが、結果的に楽に仕事を続けることができるでしょう。

 

精神的に苦痛な場合がある

介護度が低く自立的な利用者ほど、こだわりが強く、職員への要望やクレームが多い傾向にあります。
楽だとされる介護施設は、身の回りの事をある程度自分でできる利用者が多いです。ですが、自立度の高い利用者ほど、職員に対して求めるものが大きい傾向にあります。要望やクレームが多いと、自分のペースで仕事を進められなくなるので、人によっては大きなストレスとなるでしょう。

  • 食事の準備をしたいのに、トイレの介助を要求される
  • 順番にケアを行っていることを説明しても理解してくれない
  • 自分ではちゃんと対応しているつもりなのに何故かクレームがつく

介護現場ではどの職場でもある悩みではありますが、楽だとされる職場の方が利用者の要求が大きくなりがちです。

業務的には楽かもしれないけど、利用者に振り回されて精神的につらい場合も多いでしょう。

 

時間を持て余してしまう

楽な職場は、なんだか長く働いている感覚になります。
業務量が少ないと身体的に楽ですが、暇な時間が長くなると、業務の時間そのものが長く感じられるからです。暇な時間が好きなら良いのですが、多くの人は暇な時間を苦痛に感じます。特に職場での暇な時間は、自宅と違って自分の好きな方法で暇つぶしをすることもできません。

  • 自分のために使えない時間
  • 価値を見出すことができない時間
  • どう使っていいのかわからない時間

上記の時間を勤務時間終了まで耐えるのは、人によっては拷問に感じることもあります。

適度に忙しく、充実感を持って仕事できる方が、精神的には楽な場合が多いです。

 

介護職の職場選びに失敗した声

職場選びに失敗した


デイサービスの利用者は固定ではないので、介護職員が振り回される場合もあります。

また、新型コロナウィルスの影響が一番出た事業形態でした。

 

サービス付き高齢者向け住宅は夜勤もあるので、仕事内容が大変なところもあります。

 

グループホームは楽そうなイメージがありますが、認知症利用者の対応がメインなので、あまり楽だとは言えなさそうです。

 

介護職の職場選びをする時の注意点

注意喚起

常時求人を出している施設に注意!

常時求人を出している施設は、人が定着しない施設です。
人間関係や組織の構造に常に問題を抱えており、新しい職員が入ってもすぐに辞めてしまっている可能性があります。具体的な事例は以下の通りです

  • 古株のお局が立場の弱い職員や、新人をいじめている
  • 情報の共有方法や問題発生時の解決方法などが不透明でトラブルが多い
  • 運営陣と現場の意思疎通ができておらず、施設の上層部が信用されていない

常に求人を出しているのは、常に職員が足りていないからです。安定した職場で働きたいのであれば、避けるべき職場だと言えます。

 

他の介護職員の口コミに注意!

他人の職場に対する口コミを信じると、かなりの確率で予想を裏切られます

口コミはその人の主観なので、自分の価値観と合っているかわからないからです。信用できるのは、客観的なデータと自分で確かめた情報のみです。

職場選びを成功させたいなら、必ず自分で職場を見学して、どんな職場なのか確かめるようにしましょう。具体的なチェックポイントの一例は以下です。

  • 介護職員の表情は明るい?
  • 利用者の様子は落ち着いてる?
  • 介護職員はせわしなく動いている?
  • 介護職員の利用者への声のかけ方は気持ち良い?
  • 見学の担当者が業務内容や職員の働き方を把握している?
  • 居室やトイレのドア、カーテン、備品などはちゃんとしてる?

見学の際は、自分がどのような働き方をするかイメージすると、施設の様子が見えてきます。
口コミに左右されず、自身のスキルや考え方に合った施設を見極めましょう。

 

介護事業所への先入観に注意!

一般的な情報のみで、どのような施設かを判断するのは危険です。

介護事業所の種類により、ある程度の傾向はありますが、施設により特色は大きく変わります。あまり周囲の情報に惑わされずに、先入観を捨ててどのような施設なのか見極める必要があるでしょう。

一般的に言われている施設の特徴の一例は以下です。

  • 特別養護老人ホームは重労働で大変
  • デイサービスはレクレーションだけやれば良い
  • 有料型老人ホームは特別養護老人ホームよりも介護度が低い
  • ユニット型の施設は従来型の施設よりも生活単位が小規模だから楽

特別養護老人ホームでも働き方によっては楽だと感じる場合もありますし、デイサービスでも排泄介助や入浴介助が中心となる場合もあります。

自身の働き方や得意な分野により、施設をどう感じるかは異なるので、しっかりと自分の目で判断するのが良いでしょう。

 

まとめ

  • 介護職が職場選びをするポイントは、楽な施設を選ぶのではなく、優先順位を明確にすること
  • 介護職の職場選びでの優先順位は働きやすい安定した職場、他の事業所よりも給料が高い職場、今後のスキルアップにつながる職場が考えられる
  • 楽な施設はデイサービス、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームが挙げられる
  • 楽なイメージで職場を選ぶデメリットは実際は楽じゃない場合がある点、精神的に苦痛な場合がある点、時間を持て余してしまう点
  • 介護職の職場選びをする時の注意点は、常時求人を出している施設、他の介護職員の口コミ、介護事業所への先入観
 

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