介護福祉士の役職名は何がある?手当も比較してみた
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介護福祉士の役職名は何がある?

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色々な役職があるんだね!責任者のポジションによって、手当額も変わってくるよ

  • 介護福祉士の役職名はあるのか
  • 介護福祉士の役職手当
  • 役職につく前に気をつけたいこと

をまとめました。

 

介護福祉士の役職名は何がある?

副主任・リーダー

介護職の副主任
小集団のリーダー業務をこなす役職です。

施設の大きさなどにもよりますが、

  • 入職して3年程度で任される

場合も。

主な役割としては、主任の補佐として、現場を取り仕切る役割を担います。

また、

  • ユニット型施設ではユニットリーダー
  • 従来型施設ではフロアリーダー

など、その部門を率いる役割になります。

小さな部門をまとめることが出来て、初めて更に上の役職への足掛かりとなります。

 

主任

事業所の規模や、人の入れ替わりにもよりますが

3~5年程度の経験でなることが多くあります。

介護職員に対しての実務指導や、相談に乗ったりすることも多い仕事です。

  • ケアの方向性を決めたり、
  • 担当者会議、カンファレンスに参加する

など、ペーパーワークも多くなる仕事です。

他の職種や他事業所との関わりの中で、
現場の介護職員を代表して意見や考えを言う重要な役割です。

また、今後のキャリアアップへのきっかけとして試される役職と言えるかもしれません。職場の管理者を補佐する役割としても重要な役職です。

 

施設長、所長、センター長

介護事業所の運営責任者である管理者は、

  • 施設サービスでは「施設長」
  • 在宅サービスでは「所長」「センター長」

と呼ばれます。

管理者になるには、

  • 立ち上げから関わり、経営者に近い方がなる
  • 実務の責任者から昇格して管理者になる

場合など、いくつかのパターンがあります。

実務の責任者から昇格する場合は、10年程度のキャリアが必要となります。

管理者は事業所の

  • 運営方針の決定
  • 収支の管理

などで責任を負う重要な役割です。

現場の実務だけではなく、
収支や人事の問題など幅広く管理を行う能力が必要になります。

大きな施設の場合は、専従で配置。小さな事業所では兼務で実務(実際の介護や看護、相談業務)をしながら責任者を行います。

 

エリア長・介護部長

複数の事業所や施設を持っている法人では、

複数の現場の実務責任者をまとめるエリア長や介護部長

を置く場合があります。

現場責任者を経験

実務を理解した上で任命される

ことが多いため、5年以上のキャリアが必要となります。

また、

  • 現場職員への実務指導や相談に乗る
  • 人事異動の方針を決める

などの1つだけでなく、複数施設に大きな役割を持ちます。

 

介護福祉士の役職手当【加算額の例】

施設長・・・5万円 所長・センター長・・・3万円

介護職の管理職手当

大型の施設の場合

施設長と呼ばれる職種は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など大型の施設に見られるため、
手当の水準も高め

特別養護老人ホームの施設長の場合は、

「社会福祉主事の要件を満たす者」
「社会福祉事業に2年以上従事した者」
「社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者」

など、要件が決められています。

在宅サービスの場合

所長やセンター長と呼ばれ、各事業所に一人だけです。大型の施設よりは小規模な場合が多いため、
手当も大きな施設よりは少なめです。

 

エリア長・介護部長・・・3万円

複数の事業所を管理する立場にあるため、介護現場の責任者である主任より高待遇になります。

その分、業務の幅も広く、

  • 様々なサービスの知識
  • 地域性の把握
  • 職員のトラブルの解決

など幅広い業務をこなす必要があります。

現場を知っていることや、人望が求められる仕事のため、手当も厚めです。

 

主任・・・1万円

施設長、エリア長などに比べると、額はぐっと下がるんですね。

介護現場の責任者として、多くの施設では主任という役職を設けています。

介護福祉士としてのキャリアアップは、先ずは主任という現場の責任者を目指すところから始まります。

大きな施設では、複数人の主任を置く施設もあります。

 

副主任・リーダー・・・5千円

現場の責任者である主任を補佐する役割のため、主任と同人数もしくは主任より多く配置される場合もあります。

施設によっては若い職員を抜擢する場合もあります。

まずは少人数の集団で、

リーダーシップマネジメントの基礎を学び

その後のステップアップ

を目指します。

お金を目的にせず、スキルアップのための最初の役職として捉えたいですね。

 

介護福祉士の役職につく前に気をつけたいこと

介護の管理職
介護の現場では、

「管理職ではなく、現場でいたい!」

という声をよく聞きます。管理職になると、どうしても現場の業務だけではなく、職員の管理や数字の管理などを求められます。

人によっては、

「高齢者と接していたいので、管理職にはなりたくない」

と明言する職員もいます。

  • 現場で活躍することと
  • 管理職と皆を引っ張ること

どちらが正しいとは言えず価値観の問題だと思います。上司や経営者には、
自分の考えを伝えておける関係性を築いていくことは、長く働く上で重要です。

 

役職につくという事は、時には組織という立場の中で、周りに厳しい事を言ったりする必要があります。また、管理職という立場から、経営面(特に稼働率や売上など)の心配もしなくてはいけません。

もしかしたら、

現場の一介護員だと「今日は利用者が少なくて楽だ!」

と思う場合でも、

管理者は「どうしたら利用者が増えるだろう…。」

と考え方を変える必要があります。

管理者と現場スタッフの違いを理解できるか

は、管理者になる上で大事なポイントですし、普段から管理者がそのように考えているからこそ、時にうるさく言ったりすることを、理解しなくてはいけません。

 

「自分ならこうするのに!」
「なんで上司はわからないんだ!」

など、誰もが上司の文句を言ったことって一度くらいありますよね?

管理職は、様々な面で「言われる立場」になってしまいます。

管理者としても、『自分は、こうしたいのに上司が…が、部下が…』と、文句を言いたいことをグッと堪えて頑張らなくてはいけないこともあります。

経営者は孤独、とよく言われますが、管理者だって孤独な時があるんです。そのような役割が、「自分にあっているのだろうか」と事前に考えておくことは必要なことです。

 

まとめ

  • 介護福祉士が目指せる役職は、施設長、介護部長、主任、リーダーなどたくさんある!
  • 役職手当は、高度な役職になるほど上がっていく!
  • 役職に付く前には、向き不向きや目指す将来像を思い浮かべる!

 

【介護職ダットの独り言】

介護福祉士として給料アップを目指すためには、定期昇給だけではなく、昇格によるキャリアアップを目指すべきだと思います。在籍だけしていて、給料が上がる時代ではありません。

ただし、向き不向きや価値観はそれぞれなので、現場で頑張ろうと言う人を否定するつもりはありません。たまに、役職がプレッシャーになって心を病んでしまう人もいますので、それなりにメンタルが強くなければやっていけません。

そして、最近危惧するのは、介護現場に限らずですが若い人たちの出世欲が低いこともあります。

 

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