介護福祉士の退職金の相場はいくら?
退職金の平均がわかるように、年数別の金額を調べてみたよ
- 介護福祉士の退職金の相場はいくら?
- 退職金の相場の目安
- 介護福祉士の退職金はいつもらえる?支給日は?
をまとめました。
介護福祉士の退職金の相場はいくら?
5年で辞めたら、40万円くらい
5年間勤めて退職前6カ月の平均本俸月額が、17万円の場合は退職金が約40万円になります。
(多くの社会福祉法人で加入する「社会福祉施設職員等退職手当共済制度」に当てはめた場合)
加入している制度や、本俸が違うと異なりますが、一つの目安にしてみてください。
退職金制度は様々!
退職金制度は、法人により様々!
- 法人独自で退職金を積み立て
外部の制度である
- 中小企業退職金共済
- 社会福祉施設職員等退職手当共済制度等
に加入していたりと、勤務する法人により異なります。
退職金制度がない法人もある
厚生労働省が行っている、「就労条件総合調査」で医療・福祉業を見ると、
平成20年…退職金制度あり62.3%・退職金制度なし37.7%
↓
平成30年…退職金制度あり87.3%・退職金制度なし12.7%
12.7%の施設では退職金制度がありませんが、ここ10年で急速に退職金制度が整備されていることが分かります。
介護福祉士の退職金の計算方法
退職金の相場の目安
勤めた年数で違うので、一度チェック
全国の社会福祉法人の、約9割が加入する共済制度である、「社会福祉施設職員等退職手当共済制度」に加入していることとして計算をします。
【退職金の計算方法】
退職手当金=計算基礎額×支給乗率(加入期間)
設定として、
- 2018年4月に入職した場合
- 給与は、退職前6ヶ月の平均本俸
- 普通退職(自己都合退職を含む)の場合
- 計算基礎額は、平均本俸を制度に当てはめ
1年目、3年目、5年目、10年目に分けて、退職金の目安を伝えます。
1年目で辞めた介護福祉士
退職金の目安は、 7万5,690 円
平均本俸15万円で、12ヶ月勤務した場合
75,690円=145,000円(145,000~159,999円の場合)×0.5220
短期間で退職となる場合は、どうしても退職金の金額は少なくなります。
3年目で辞めた介護福祉士
退職金の目安は、 25万560円
平均本俸16万円で、36ヶ月勤務した場合
250,560円=160,000円(160,000~174,999円の場合)×1.5660
退職前6ヶ月の平均本俸が、計算より高ければ退職金金額も変わります。
5年目で辞めた介護福祉士
職金の目安は、 41万7,600円
平均本俸17万円で、60ヶ月勤務した場合
417,600円=160,000円(160,000~174,999円の場合)×2.6100
仕事も慣れてき、後輩も出来て…そんな5年目くらいになると月収の二倍程度の退職金になります。
10年後の介護福祉士
退職金の目安は、 99万1,800円
平均本俸20万円で、120ヶ月勤務した場合
991,800円=190,000円(190,000~204,999円の場合)×5.2200
ベテランと言われる10年を超えてくると、もう少しで大台!本俸が高い法人では、もっと大きな金額になる場合もあります。
定年まで勤めた介護福祉士
勤務40年なら、退職金は1396万3,500円
平均本俸30万円で、480ヶ月勤務した場合
13,963,500円=300,000円(300,000~319,999円の場合)×46.5450
介護福祉士は、体力も必要な仕事です。職員の入れ替わりも多い業種のため、定年まで勤められる人が決して多くないのかもしれません。でも長く勤めることが出来れば、まとまった退職金を受け取ることが出来るかもしれません。
介護福祉士の退職金はいつもらえる?支給日は?
退職金制度によって異なる
加入する退職金制度により、支給日は異なります。
独自の退職金制度で運用している法人であれば、退職日に退職金が支給される場合が多いです。
外部の制度(中小企業退職金共済・社会福祉施設職員等退職手当共済制度等)に加入する法人は、制度の支給日によって決められます。
請求して2カ月後に(社会福祉施設職員等退職手当共済制度の場合)
退職手当請求書を、管轄である独立行政法人福祉医療機構に請求します。書類の不備などが無ければ、請求後2カ月くらいで支給されます。
なお、年度末は退職者が多く請求が多くあるため、2ヶ月以上かかる場合もあります。なお、請求は勤務していた法人ではなく、直接本人が機構とやり取りをすることになります。
請求して約4週間後(中小企業退職金共済(中退共)の場合
退職金請求書を、退職者本人が中退共本部へ送付します。支払の準備が出来たら、本人宛に通知書が送付され退職金が支払われます。
通常は、書類の送付から約4週間で支払われます。
まとめ
- 介護福祉士の退職金、5年で辞めたら約40万円
- 退職金は計算方法に当てはめると金額がわかる
- 制度により退職金の支給方法が異なる
今の施設に不満があるなら
介護施設によって、環境が違う
働く職員が、ガラっと変わるためです。
長い時間を過ごすなら、
- 自分が出せる雰囲気
- 話しやすい人間関係
- 気を使いすぎない環境
ってすごく大切ですよね。
もし、今の施設がつらいなら、
別の場所で過ごす自分を想像すると、悩みが消えてるかもしれません。
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