介護職のフリーランスをするメリットデメリットは？個人事業主をおすすめする人もわかる

• 介護職のフリーランスをするメリット
• 介護職のフリーランスをするデメリット
• 個人事業主をおすすめする人、おすすめしない人
• 介護職のフリーランスを目指す前に準備すべきこと

をまとめました。

介護職のフリーランスをするメリット

人間関係に苦労しない

職場の人間関係に関する問題は、どの業界にもあるものです。

しかし、介護業界の人間関係の問題はとても根深く、離職率にも大きく影響しています。

利用者さの関係性が良好で介護の仕事が好きなのに、職員間の人間関係が悪いことが原因で辞めてしまう人がいるのが実際のところです。

 

自分の思いや技術をとことん活かせる

介護士がフリーランスとして働く最大のメリットは、自分の思いや技術をとことん活かせるってこと。
会社や法人に所属して働くと、「理念」や「方針」に縛られることになります。

「自分ならこうするのに」と現場に疑問を持ち、上司や先輩に提案をしてみても却下されてしまうことだってありますよね。

変に目立ちすぎると、提案したことで目をつけられます。

ですが、フリーランスとして働けば、そのような不満をいただくことはありません。
自分の理想や考え方、技術を活かして働くことが可能なのです。

 

介護職のフリーランスをするデメリット

収入が安定しない

フリーランスは、どこかに所属して働くわけではないので、定まった収入がありません。

また、仕事は自分で営業活動をして取らなければなりません。全く仕事が無いイコール収入が無いことを意識しておかなければなりません。

 

無資格は厳しい

法人や会社に属していることとフリーランスでは、社会的信用度が大きく違います。フリーランスで仕事をするならば、「介護福祉士」などの資格は必須です。

介護職にも働く場所は様々なので、「介護福祉士」は取得しておくようにしましょう。

 

個人事業主をおすすめする介護職

いろいろな職種に挑戦したい人

介護職にはいろいろな職種があります。生活支援、介護タクシー、外出支援、訪問介護など…、あげるとキリがありません。

しかし、会社や法人に勤めているとできることは限られます。「こんなことがやりたい」と思っても実現しないことがほとんどです。

もし、あなたがいろいろなことに挑戦したいならば、フリーランスになるべきです。

 

シフトや時間に縛られずに働きたい人

介護業界の人材不足は深刻です。従業員として働くと、思い通りに休みが取れないことや急な出勤要請があることがとても多いです。

連勤せざる得ないと、心身状態を悪くすることも。

 

プライベートを充実させたい人

なかなか休みが取れずプライベートが充実しない生活を送ってまで、雇われ介護職として働きたいですか？

家族との時間、大切な人との時間などが欲しいなら、個人事業主として働くことをお勧めします。

 

個人事業主をおすすめしない介護職

安定した収入を求めている人

少なくてもいいから、安定した収入を求める！人には、個人事業主はお勧めできません。

個人事業主は、自分で仕事を手に入れなければ収入はゼロですから、「営業が苦手」という方にはお勧めできません。

 

チームで働きたい方

個人事業主ですから、多くの仕事は一人でこなします。

複数人で楽しくワイワイと仕事がしたい人は、法人や会社に所属して働くことをお勧めします。

 

介護職のフリーランスを目指す前に準備すべきこと

関係機関との繋がりをつくる

フリーランスの介護職として働くためには、関係機関との連携は不可欠です。

全く人脈がないところでフリーランスをやることは、無謀という他ありません。

SNSを活用する手もあるでしょうが、課題は多いです。

事前にフリーランスを始めたいと思っていることなどを、仲の良い関係者に伝えておき、アドバイスをもらったり仕事をもらったりできる関係性を築いておきましょう。

 

クレジットカードを作っておく

フリーランスになると、社会的などうしても信用は落ちてしまいます。そこで、仕事で使えるクレジットカードを用意しておきましょう。

フリーランスになってからでも作れますが、どうしても制限されがちですから、早めに用意しておくことをお勧めします。

 

まとめ

• 介護職のフリーランスとして働くならば、資格は必須
• 営業力は必要だが、順調にいけば仕事はたくさんある
• 介護職のフリーランスは新しい働き方として、これから受け入れられていく