介護職でノイローゼに？精神を病む前にする3つのこと

• 介護職がノイローゼになる原因
• 介護職で精神を病む前にする４つのこと
• ノイローゼ気味と思った時の仕事の休み方

をまとめました。

 

介護職でノイローゼになる原因

意識が違う職員同士のストレス

介護職の勤務形態では、正職員、パート、アルバイト、派遣社員などが混在しています。

最終学歴でも

• 高卒
• 専門学校卒
• 大卒
• 大学院卒

などがあります。

資格でも、

• 介護福祉士
• 介護職員実務者研修修了者
• 介護職員初任者研修修了者
• 無資格者

など様々です。介護職は、多種多様な組み合わせの中で仕事を行っています。

職員の間では、意識や介護技術の違いなどからストレスになっていきます。

 

仕事内容の負担

高齢者の介護度は、年齢を重ねるたびに重度化し、介護職の負担は増えていきます。

やることも増え、こころとからだの両面にストレスがたまります。

 

健康管理体制の不備

事業所によっては、産業保健スタッフ等の配置が不十分なところも多いです。

そのため、メンタルヘルス対策が十分にとられていないのが現状です。

 

介護職で精神を病む前にする4つのこと

リフレッシュする時間を作る

人は、何か楽しみがなければ仕事を頑張ることはできません。

趣味に取り組むことによって、気分がリフレッシュできます。自分が楽しめることであれば、どのようなことでもOK。ただし、ゲームは、中毒性があるためやりすぎNG。

お金をかけずにできる簡単なこととして、

• 音楽を聞く
• 旅行に行く
• 映画を見る
• 本を読む
• 運動する（ランニングや散歩、水泳、サイクリングなど）
• 食べ歩きをする

など、自分の合ったリフレッシュタイムを見つけたいですね。

 

自分の気持を振り返る習慣を

日記をつけると、自分の気持ちを把握することで、冷静に自分を振り返ることができます。

そのため、ストレスへの対策を立てることができるんですね。

気持ちの変化を振り返ることのできる方法としては、非常に有効です。

 

自分の性格や価値観の傾向を知る

• どのような性格で
• どのような価値観を持っているか

を把握できると、ストレスとなることを避けたり、緩和できるようになります。

具体的な方法としては、

• エゴグラムといった自己分析ツール

を使うと、自我の傾向を把握することができます。

 

愚痴を言える友人や仲間をつくる

自分と同じようなストレスを抱えている人と愚痴を言い合うことによって、気分転換になります。

ネガティブな感情はためずに吐き出すことが一番です。

 

ノイローゼ気味と思った時の仕事の休み方

体調不良と素直に伝える

体調不良で、病院を受診すると素直に伝えて休みましょう。

はっきりとノイローゼ気味と伝えることが、大事です。

仕事上のストレスが原因で、心療内科を受診する意思があるなら、事業所側は拒否することができません。

 

より良い職場へ転職する

精神的につらくなったら、職場を変えてみましょう。

無理して働くメリットは、何一つありません。

大切なことは、自分のこころとからだを守ることです。

• 親や兄弟
• 友人

に相談して、気持ちを安定させることも重要ですね。

落ち着いてから、自分に合った職場探しを始めると、新しいスタートが切れます。

 

まとめ

• 介護職がノイローゼになる原因は、要介護高齢者の増加と労働環境が整備されていないことが大きい
• 精神を病む前にすることは、休養と趣味活動に取り組むこと
• ノイローゼ気味と思ったら、無理せずに転職することも大切

介護職自身が、こころとからだのバランスを崩してしまっては生活ができなくなります。いざというときには、転職することを決断しましょう。

勤務していた事業所があなたに合わないだけかもしれません。