- 老人ホームのレクリエーションで使えるクイズ集
- レクリエーションでクイズをする時のコツ
- レクリエーションでクイズをする時の注意点
をまとめました。
老人ホームのレクリエーションで使えるクイズ集
ひらがな合わせて言葉作り
ひらがなカードの中から言葉を作るゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ひらがなカード(ひらがな一文字ずつカードにし、後ろにマグネットを付けボードに貼れるようにする)
クイズの内容
- ボードにひらがなカードをバラバラに貼り付けます。
- 貼り付けてあるひらがなの中から言葉を作っていきます。
- 出来た言葉は横に張り付けていきます。
盛り上がるコツ
最初は二文字で作れる言葉など、簡単な言葉から探してもらうとルールを理解してもらいやすいかと思います。
後は、「この中から野菜の言葉を見つけてください。」や「動物を探してみてください。」など言葉探しも夢中になるかと思います。
慣れてきたら、四文字、五文字でできる言葉にしてみたり難易度を上げてみてもいいでしょう。
たくさん言葉ができていくと、横にできたものが並んでいくと思います。
自然と残りのカードは減り難しくなっていきますよね。
などヒントを出すなど、利用者の様子を見ながら進めてみてくださいね。
同じ部首を探そう
漢字の部首から漢字を出してもらい、単語を作るゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ペン
クイズの内容
- 木へんなど部首に合わせて漢字を出してもらいます。
- 違う部首の漢字を出してもらいます。(3,4種類ぐらいの部首を繰り返します。)
- 出してもらった感じの中から組み合わすことのできる漢字を見つけてもらいます。
例:木へん(横、札、松、梅・・・)
行にんべん(縦、往、復、役・・・)
月へん(脇、腹、脱、脂、肪・・・)
→縦横、脇役、脂肪、横腹など
盛り上がるコツ
できるだけ最後に単語が作れるように、何個か候補を出しておいてメモなどしておきましょう。
その場になると単語が出てこなくなってしまうこともありますので、予習も大事ですね。
予習していたものが出てこなかったらボードに一画ずつ出していくなどヒントを出して、利用者が答えやすいように進めてみてください。
絵を合わせてことわざ作り
イラストカードの絵からことわざを作るゲーム
準備するもの
ホワイトボード、イラストカード(マグネットで貼り付けらるようにしてください。)
クイズの内容
- ことわざに因んだイラストを用意しておきます。例:猫、小判、サル、木・・・
- イラストを組み合わせてできることわざを作ってもらいます。例:猫に小判、猿も木から落ちる
盛り上がるコツ
簡単にできるもの
難しいもの
と用意しておき、飽きがこないように配慮しましょう。
いろんなイラストがあることによって、楽しい雰囲気づくりにもなると思いますよ。
仲間分けクイズ
連想ゲームから同じ仲間分けをするゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ペン
クイズの内容
- 単語に因んだ言葉を出していきます。例:リンゴ(赤い、丸い、木になる、中が白い・・・)
- 出てきた言葉か連想されるものを探す。例:赤い(イチゴ、血、信号、バラ・・・)丸い(ボール、月、ぶどう、標識・・・)
- 何度か繰り返していきます。
- 出てきたものの中で仲間になるものを探していきましょう。例:標識、信号(道路関係)・イチゴ、リンゴ、ぶどう(くだもの)
盛り上がるコツ
テーブルごとや、グループごとに単語から連想されるものを出してもらって、そこから仲間に分けても楽しいですよ。
利用者同士での会話が増え、一緒に考えるとコミュニケーション作りになりますよね。
観光地クイズ
観光地のヒントから地名を当ててもらうゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ペン
クイズの内容
観光地に関した言葉を出していき、どこの観光地かを当ててもらいます。
例:暖かい、海がきれい、島がたくさんある、門にシーサーがある・・・沖縄
盛り上がるコツ
はじめは当てはまるものが多いものから、だんだんと他にはない特徴を出していきましょう。
すぐに答えが出てしまわないように、選択肢を増やしていくと、利用者が考え頭を使う時間が増えますね。
しりとり旅行
都道府県名、地名、国名でしりとりをするゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ペン
クイズの内容
都道府県名、地名、国名などでしりとりをしていきましょう。
盛り上がるコツ
日本の地名から始まり、日本に帰って来れるようにするなどもいいと思います。
「そろそろ〇〇(施設の地域)に帰ってきたいですね~」
など、盛り上がるように声をかけていきましょう。
自己紹介ゲーム
利用者の名前を当ててもらうゲーム
準備するもの
ホワイトボード、ペン
クイズの内容
利用者様の名前をランダムにし、誰の名前なのか当ててもらいます。
盛り上がるコツ
利用者の名前を覚えてもらう機会にもなりますし、自分の名前が出てくるかもというドキドキもあるかと思います。
なかなかフルネームではお互い覚えておらず、答えが出にくい場合もあります。
などヒントを出してみてくださいね。
言葉探しゲーム
くじを引いたひらがなを合わせて言葉を作るゲーム
準備するもの
ひらがなくじ
クイズの内容
- 利用者にひらがな一文字を何枚か書いてもらいます。
- 書いたひらがなを見えないようにし、何枚か引いてもらいます。
- 引いてもらったひらがなで言葉を作ってもらいます。
盛り上がるコツ
書いてもらう文字が同じものばかりになってしまうと、言葉を作るのは難しくなってしまいます。
近くの席の人と会話をしながら、いろんな文字が出てくるように促してみましょう。
など近くに寄せたりしながら、ヒントを出し答えやすいようにしてみてくださいね。
バラバラパズル
イラストから何の絵か当てるゲーム
準備するもの
大きめのイラストをパズルのようにバラバラにしたもの
クイズの内容
バラバラのイラストを一つずつ張り出し、何のイラストなのか答えてもらう。
盛り上がるコツ
大正、昭和のものなど、普段目にしない懐かしいものなどをイラストにするのも楽しいと思います。
例えば、冷蔵庫やカメラ、アイロンなど今のものではなく昔のものにしてみたりすると昔を思い出し懐かしく感じてもらうのではないかと思います。
どんな風に使っていたのか、昔のエピソードなども教えてもらったりしながら、話を広げていけるといいですよね。
私は誰でしょう?
利用者が被っているものをヒントを出し、当ててもらうゲーム
準備するもの
イラストの冠
クイズの内容
利用者に冠をかぶっていただき、他の利用者にそのイラストのヒントを言ってもらい、何の絵なのか当ててもらいます。
盛り上がるコツ
ヒントが出やすいように、
「これは動きますか?」
など質問してみると分かりやすいと思います。
かぶっている人は自分が見られているということに、気になってしまう方もいるかと思います。
お願いする利用者は、職員がよく考えてお願いした方が良いでしょう。
老人ホーム盛り上がるコツのレクリエーションでクイズをする時のコツ
一番は職員が盛り上げることです!!
頭を使うクイズは、諦めてしまったり、疲れてしまったり参加を拒否する方も出てくると思います。
まずは、楽しいと思っていただけるように職員が楽しみ、盛り上がる言葉をかけていくことが必須です。
声のボリュームを変えてみたり
声色を変えてみたり
興味を引く工夫をしてみましょう。
楽しい雰囲気づくりを心がけよう!
カードやボールに文字を書いたり、イラストなどを使ったりと、ただ職員が書くだけでなく簡単な小道具を用いると楽しい雰囲気を作りやすくなります。
書くということも利用者に協力していただくなど、参加しやすいよう工夫することも大事だと思います。
分かりやすいようにホワイトボードを上手に使いましょう。
言葉を覚えていくことが難しかったりします。分からなくなってしまうと、利用者はつまらなくなってしまいます。
大きく文字を書いて、見やすいように活用していきましょう。
老人ホームのレクリエーションでクイズをする時の注意点
利用者をしっかりと観察してください。
答える人、参加している人が偏ってしまうことがあります。グループごとに答えてもらったり、職員が指した方に答えてもらったり、職員が臨機応変に対応することが大切です。
同じ人ばかりや盛り上がっているとこと、そうでないとこと分かれてしまうと、他の人は飽きてしまいます。
職員の腕の見せ所ですね。
無理に参加をさせない
無理に参加させることで、レクリエーション全体が嫌いになってしまうことがあります。
一人ひとり得意不得意がありますので、興味のあることとないことで、職員も対応を気をつけましょう。
職員が優しく声掛けをすることによって、参加をしていないようでも、ただ見ているだけから参加していると、意識が変わることもありますので、声掛けはするように注意しましょう。
まとめ
- マンネリ化してしまわないよう新しいものも取り入れるようにしましょう。
- 楽しい雰囲気づくりのために職員が盛り上げましょう。
- 参加する人が偏ってしまわぬよう配慮しましょう。
利用者は皆さん同じではありません。それぞれ介護度はもちろんですが、
- 内気な人
- 意欲のある人
- よくしゃべる人
いろいろな方が同じ時間を共有しています。
その中で進めていく介護者は、決して簡単ことではないと思います。ですが、その介護者の盛り上げ方によって利用者の表情は変わっていきます。答えが分からなかったとしても、少しでも楽しいと感じてくれた嬉しいですよね。
いろいろなクイズを用意し、臨機応変に対応しながら進められるといいですね。
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働く職員が、ガラっと変わるためです。
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