- 特別養護老人ホームで働く介護職のメリットデメリット
- 特別養護老人ホームの仕事はきついか
- 特別養護老人ホームの介護職をおすすめする人しない人
をまとめました。
特別養護老人ホームで働く介護職のメリット
より介護技術が身につく
特別養護老人ホーム(以後、特養)は、要介護度の高い利用者が多いのが特徴です。
私の働いていた施設も、利用者の平均介護度は4を超えていました。(介護度5が1番高い)
そのため、介護度の高い利用者のケアを行うことが日常的です。働いているうちに、介護技術も自然と身につきます。
「特養で働いていました」と言うと、
「介護のプロ」
「介護についてオールマイティーに知っている」
と思われます。
スキルアップにつながる
特養での介護の仕事は、特に経験や資格がなくても、誰でも働き始めやすいです。
また、3年以上働くと介護福祉士の国家資格の受験ができます。介護福祉士など国家資格を持っていると、給料に資格手当が付く職場もあります。
特養の勤務が長くなると、やる気のある職員は、国家資格の取得にも挑戦できます。
業務内容が分かりやすい
特養では、業務ごとにマニュアルがあり、ルーティーン化されているので、仕事が分かりやすいです。
また、始めは先輩職員と一緒に組んで業務を行うため、初心者でも分かりやすく教えてもらえて、安心です。
特別養護老人ホームで働く介護職のデメリット
体の負担が大きい
デイサービスと違って、日常生活のほとんどが介護の必要な利用者です。
更に、介護度の高い利用者が多いので、体への負担が増えます。
体力に自信があっても、無理な姿勢で介護していると、腰や腕を痛めやすいです。
不規則な業務
デイサービスなど通所施設は、日中だけの勤務ですが、特養は、24時間体制で働いています。
平均3~4交代の勤務です。パートだと、勤務時間を選べますが、正職員は、どの勤務も経験しなければならないので、不規則な生活になります。
精神的にきつい
特に夜勤は、常駐する看護師がいない中(自宅待機しているので電話すれば、対応は可能)働いているので、「何かあったら、どうしよう」と不安です。
また、認知症が進んで、暴言や暴力を振るう利用者もいるので、精神的に大変な時もあります。
特別養護老人ホームの仕事はきつい?
不規則な仕事は、長く続けるのが難しい
2人目の子供が生まれるのに合わせて退職、しばらく無職ってはたから見るとすごい決断w
でも、こういう機会でもないと辞めるの苦労しそうなので。
介護は割と好きだけれど、特養の介護という不規則できつい仕事を40代、50代と続けていける気がしない。
夜勤のない介護職では給料が少なすぎるし。
— 堅二@Android Studio 勉強中 (@KToushi) December 20, 2019
体力・精神ともにきつい仕事は、若いうちだけ、と考える人もいます。
また、不規則な勤務なので、子どもが生まれたら続けるのは難しいと思う人もいます。
私もまさに同じ考えで、子どもが生まれたら、仕事はやめようと思っていました。
介護度が高い利用者が相手で、精神的にきつい
#ねほりんぱほりん#介護
ねほりんぱほりんで介護テーマの回があったらしいですが
介護の仕事ほんとにきつい。楽しいけど、倍以上のきつさがある。
特養勤務の時は、利用者に髪鷲掴みされて頭ブンブン振られたり、立位介助の前で支える際に乳首噛まれたり……— 級木 はるな (@bomunagetann) March 12, 2018
「介護の仕事が好き!」と働いている人はたくさんいます。
でも、利用者の中には、認知症が進んで、暴力・暴言を吐かれ、精神的にきつい仕事でもあります。
特別養護老人ホームの介護職をおすすめする人しない人
特別養護老人ホームの介護職が合ってる人
人と接するのが好きな人
特養だけではなく、高齢者施設全般に言えますが、人を相手にする仕事です。
なので、人と接するのが好きな人は、向いている仕事です。
介護技術を身に付け、キャリアアップしたい人
特養で3年以上働くと、介護福祉士の受験資格が、6年以上の実務経験で介護支援専門員(ケアーマネージャー)の受験資格が得られます。
資格を持っていると給料に手当てが付く場合もあるので、介護技術を身に付けたいと思っている人にはキャリアアップ、給料アップものぞめます。
体力に自信がある人
介護が必要な利用者が多く、不規則な勤務です。
自分自身の体調管理がきちんとでき、体力がないと、体調を崩したり腰を痛めたりするので、続けるのが難しい仕事です。
特別養護老人ホームの介護職が合ってない人
協調性のない人
例えば、入浴介助は、
- 浴室で介助する職員
- 脱衣所で着脱を介助する職員
- お部屋まで誘導する職員
とチームで働いている所があります。
食事は、食べた量をリーダーに報告するなど、声を掛け合って仕事をすることが多いので、協調性のない人は向いていません。
誰でも働けると思っている人
特養では、経験や資格がなくても働けます。でも、誰でも働けると思っていたら大間違いです。
そういう人は、特養でなくても長続きしないと思います。
特養の仕事は、慣れるまでは過酷です。
- 業務に付いていけない
- 理想と現実のギャップを感じ、つらくなる
- 体調を壊す
などの理由で、辞めていく職員を見てきました。
体力がなく、精神的にも弱い人
介護が必要で、認知症が進み暴言や暴力が出る利用者に、耐えられないとできない仕事です。
同僚に悩みを打ち明ける、休みの日は休息をとって体力を付けないと続けるのが難しいです。
まとめ
- 特養で働く介護職のメリットは、介護技術が身につく、スキルアップにつながる、業務内容が分かりやすい所
- デメリットは、体の負担が大きい、不規則な業務、精神的にきつい所
- 「不規則な仕事は、長く続けるのが難しい」、「認知症が進んでいる利用者や介護度が高い人相手で、精神的にきつい」などの声も
- 特養の介護職をおすすめする人は、人と接するのが好き、介護技術を身に付けキャリアアップしたい、体力に自信がある人
- おすすめしない人は、協調性のない、誰でも働けると思っている、体力がなく精神的にも弱い人
今の施設に不満があるなら
介護施設によって、環境が違う
働く職員が、ガラっと変わるためです。
長い時間を過ごすなら、
- 自分が出せる雰囲気
- 話しやすい人間関係
- 気を使いすぎない環境
ってすごく大切ですよね。
もし、今の施設がつらいなら、
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